ゆかり帖

アニメ「放課後ていぼう日誌」の聖地・舞台はどこ?芦北町を「れぽーと」の順に歩く

夕方へ向かう内海。石積みの堤防が海へ伸び、先に釣り竿とバケツ。手前に小さな舟、沖に低い島影。人はいない。水彩と藍の線で描いた、AI によるイメージ図
Created with Grok / AI で描いたイメージ図です。芦北町や作品の公式とは関係ありません。

「放課後ていぼう日誌」は、海沿いの田舎町の高校で、釣りの部活「ていぼう部」に入った女の子たちを描いた作品です。主人公の鶴木陽渚は、都会から引っ越してきたばかりの1年生で、生き物が苦手なインドア派です。

散歩の途中で堤防の上の先輩・黒岩悠希に出会い、半ば強制的に入部することになります。

舞台のモデルは熊本県の芦北(あしきた)町で、漁港や海沿いの道、駅が作中に出てきます。芦北町は、2026年7月28日の令和8年熊本地震に遭った町です。出かける前に確かめたいことを、後ろの「行く日が決まったら」に書きました。原作は小坂泰之さんの漫画(秋田書店)で、アニメは2020年に全12話が放送されました。作品の紹介は公式サイトにあります。

このページの目次(各話と、行く日のことへ飛べます)
  1. 登場人物
  2. れぽーとの順に
    1. れぽーと01 ていぼう部
    2. れぽーと02 リールとキャスティング
    3. れぽーと03 マゴチ
    4. れぽーと04 エギング
    5. れぽーと05 潮干狩りと顧問
    6. れぽーと06 アジゴ
    7. れぽーと07 穴釣り
    8. れぽーと08 テナガエビ
    9. れぽーと09 備えとアオサギ
    10. れぽーと10 のべ竿
    11. れぽーと11 キス
    12. れぽーと12 これから…
  3. 続く企画と、行く日が決まったら
  4. 旅のあとで読む棚

登場人物

ていぼう部の4人は、海野高校に通っています。

  • 鶴木陽渚は1年生で、少し後ろ向きで周りに流されやすいけれど、負けず嫌いな一面もあります。
  • 帆高夏海は陽渚と同じ1年生で、小さい頃からの幼馴染みです。運動全般が得意なムードメーカーです。
  • 黒岩悠希は3年生で、ていぼう部の部長です。陽渚を部に引きずり込んだのも、この人です。
  • 大野真は2年生で、物静かで落ち着いています。釣りに詳しく、料理も得意です。
  • ていぼう部の顧問は、小谷先生です。

れぽーとの順に

公式は、各話を「れぽーと」と呼んでいます。まだ観ていない方は、話ごとの一行で入口だけをどうぞ。くわしい内容は、公式サイトのストーリーにあります。

芦北町観光協会は、作品に出てくる町の場所や物を19、話数つきで紹介しています。場所が出てくる回には、それを一行の下に添えました。いまの道や施設の様子は、記事の後半の「行く日が決まったら」にまとめました。

れぽーと01ていぼう部

引っ越してきたばかりの陽渚が、入学前のある日、海沿いの道で堤防の上の人影を見かけて駆け寄ります。

海沿いの道

陽渚が海沿いの道を歩く場面に出てくるのが、芦北大橋です。

朝、陽渚と夏海が自転車で学校へ向かう場面には、計石(はかりいし)郵便局横の道が出てきます。

場所芦北大橋計石郵便局横の道

漁協の支所と、堤防の奥の倉庫

陽渚が町を歩く途中に立ち寄り、水揚げされた魚を眺めていたのは、芦北町漁協芦北支所です。作中に何度か出てくる「うたせ船」も、ここから出ます。

陽渚が人影に駆け寄った堤防の奥には、「赤い屋根が特徴的な大きな倉庫が見えます」。作中を通して出てくるていぼう部の部室は、「実際は、漁師さん達が道具を保管している倉庫です。」と紹介されています。

場所芦北町漁協芦北支所

町の見晴らしと学校

佐敷(さしき)城跡のあたりからは、町が一望できます。奥に芦北大橋、手前に肥薩(ひさつ)おれんじ鉄道の線路と佐敷駅が見えるこの眺めも、この回に出てきます。

作中の海野高校のモデルは、芦北高校です。

場所佐敷城跡

れぽーと02リールとキャスティング

釣れた時の感触に感動して、部活を楽しもうと意気込む陽渚ですが、その日は苦手な体力測定があります。

陽渚と夏海が登校する場面には、白岩(しらいわ)踏切が出てきます。体力測定で疲れ果てた2人が自転車で部室へ向かう場面には、海沿いの道が出てきます。大野にキャスティングを教わる場面の「恵比寿天」は、海沿いのあちこちで見られます。

場所白岩踏切海岸沿いの道

れぽーと03マゴチ

黒岩の「明日はマゴチを釣りに行こう」を受けて、陽渚たちは砂地のある近くの海水浴場へ向かいます。

部員全員でマゴチを釣りに行く場面に出てくるのは、鶴ヶ浜海水浴場です。海水浴場から見える山の上の建物は、「あしきた青少年の家」です。

場所鶴ヶ浜海水浴場

れぽーと04エギング

陽渚の帽子やアウトドア系の服を買いに、ていぼう部の4人は駅で待ち合わせて電車に乗ります。

熊本市内の釣具センターへ向かう4人が電車に乗るのは、肥薩おれんじ鉄道の佐敷駅です。車内で黒岩がおやつに出す柑橘は、「不知火」(デコポン)です。

場所佐敷駅

れぽーと05潮干狩りと顧問

制服で釣りをする決まりの理由を大野に尋ねた陽渚は、そのあと黒岩に連れられて出かけます。

この回では、干潟で潮干狩りをします。

場所干潟

れぽーと06アジゴ

顧問の小谷先生が「アジゴのから揚げが食べたい!」と部室に現れ、陽渚と夏海は先生の車で出かけます。

この回に出てくる釣具店のモデルは、「てんぐや」です。小アジを釣ったあと、陽渚たちが帰り道に通るのは、計石公民館の周辺です。

場所てんぐや計石公民館周辺

れぽーと07穴釣り

祖父の道具にあった根魚用の仕掛け「ブラクリ」を使って、ていぼう部のみんなで穴釣りをすることになります。

れぽーと08テナガエビ

梅雨で活動できない陽渚と夏海の前に黒岩が現れ、「学校にも部室がある」と言い出します。

この回でテナガエビを釣るのは、近所の川にある橋の下です。

場所近所の川にある橋の下

れぽーと09備えとアオサギ

学校の救命講習会の日、部活でも着衣水泳の練習があると知って、泳げない大野は気が重い様子です。

れぽーと10のべ竿

夏真っ盛り、部室の前にていぼう部が集まります。夏海のシーバス釣りの案を陽渚が見送ると、黒岩はのべ竿でのウキ釣りを持ちかけます。

れぽーと11キス

放課後のウキ釣りで、陽渚と夏海の竿に思わぬ魚がかかります。

この回にも、釣具店のモデルの「てんぐや」が出てきます。観光協会のページには、てんぐやで「放課後ていぼう日誌とコラボした釣りグッズなど販売もあり」とあります。

場所てんぐや

れぽーと12これから…

「先に部室行くね!」と夏海に知らせた陽渚は、誰よりも早くキス釣りの準備を終えていました。

続く企画と、行く日が決まったら

芦北町の「放課後ていぼう日誌」は、アニメツーリズム協会の「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に、2022年版から2026年版まで続けて選ばれています。

いまの企画は?

開催中

  • 2026年11月1日の時点で、開催中の作品の企画は見つかっていません。

町の催し

  • 作品の企画ではありませんが、11月22日の「あしきた町観光祭り」(旧計石小学校グラウンド)では、うたせ船クルージングがあります。作中のうたせ船は、ふだんは「操船者確保が困難なため、現在、観光うたせ船の営業ができない状況です。」と観光協会が書いていて、このクルージングはその営業とは別の催しです。事前申込の抽選で、受付は11月9日まで、抽選は11月11日です。

終わった企画

  • 「芦北・水俣 放課後ていぼう日誌 ぶらりメシ」2026(2026年1月24日〜2月28日): 終了。2026年3月10日のアンケートのお知らせに、「来年度以降の実施に向け、アンケートを実施しております」とあります。
  • 「芦北・水俣 放課後ていぼう日誌 ぶらりメシ」2025(2025年1月25日〜3月2日): 終了
  • 肥薩おれんじ鉄道のラッピング列車(2020年12月19日〜): 2024年1月に運行を終えました(熊本日日新聞 2024年1月8日)。
  • デジタルスタンプラリー(2023年2月1日〜28日、2023年12月23日〜2024年3月3日): 終了。2回目はフォトコンテストと一緒に開かれました。
  • 「ねんどろいど 鶴木陽渚」のチャリティ(2020年・1個につき300円を芦北町に寄付): 終了

行く日が決まったら

2026年7月28日の令和8年熊本地震で、肥薩おれんじ鉄道は八代(やつしろ)〜肥後田浦(たのうら)の間が運休していました。10月13日に運行を再開し、全線がつながっています(熊本日日新聞、2026年10月13日)。海沿いの場所ごとの被害や立ち入りの制限は、まだ確かめられていません。出かける前に、芦北町と観光協会のサイトで、道や施設の様子を見ておいてください。

入口は、肥薩おれんじ鉄道の佐敷駅です。九州新幹線の新水俣駅で乗り換えると、佐敷まではおよそ18〜21分です。上りには、新幹線の新八代駅まで乗り換えなしで行く列車もあります。

佐敷駅の発車は、上り・下りとも1日13本ずつです。運転手不足で一部の列車が運休しているので、乗る前に肥薩おれんじ鉄道の時刻表で確かめておくと安心です。

佐敷駅前からは、町のふれあいツクールバス鶴木山(つるぎやま)線が、白岩・計石・計石郵便局・鶴ケ浜海水浴場を通って走っています。運行は月曜から土曜(祝日と年末年始は運休)で、1乗車200円です。時刻は芦北町のふれあいツクールバスのページで見てください。

佐敷駅では、肥薩おれんじ鉄道の E-bike を借りられます(3台・3時間1,500円/6時間2,500円・9時〜16時)。利用の前日に佐敷駅(0966-61-3100)へ電話で予約し、当日は身分証明書を見せます。返すのも佐敷駅です。

道の駅芦北でこぽん(芦北町佐敷443)は、芦北インターを降りてすぐです。営業は9時〜19時30分で、定休日は元日だけです。

漁師さんの仕事場と、町の暮らし

観光協会の作品のページには、「個人所有の敷地内や学校への立ち入りや撮影はご遠慮ください。」とあります。部室のモデルになった倉庫も漁協の支所も、漁師さんたちの仕事場です。計石の道を歩くときは、地元の方の暮らしの邪魔にならないようにしてください。

堤防で釣りをしてよいかは、まだ確かめられていません。竿を持っていく方は、熊本県の海面の遊漁のルール・マナーを先に読んでおくと安心です。水産庁がこの作品とタイアップした遊漁のルールとマナーのパンフレットも、県のページで読めます。

白岩踏切や佐敷駅で列車を撮る方へ、肥薩おれんじ鉄道は「列車を撮影される方へ」のページでこう呼びかけています。「鉄道敷地内に限らず、公共施設や私有地、ガードレール内など、立ち入りが禁じられている場所に無断で入らないで下さい。」

片付けや復旧の作業をしている所では、カメラを向けたり立ち止まったりせず、静かに通り過ぎてください。

印の数字は、芦北町観光協会が付けている「れぽーと」の話数です。印は、国土地理院の地名と番地で位置が分かる5か所だけに置きました(2026年11月1日に確認)。印は公式が示す位置で、いまの立ち入りの可否を表すものではありません。鶴ヶ浜の印は、となりの芦北海浜総合公園の地名点です。最初は佐敷駅のまわりを出しています。印を押すと、Googleマップへのリンクが出ます。

この作品の本棚

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    旅のあとで読む棚

    資料どうしで違うこと
    • 作中の名前と実在の名前: 作品公式・観光協会・県の観光サイトは、作中の「三敷駅」のモデルを佐敷駅と書いています。観光協会と県の観光サイトは「たこひげや」をてんぐやと、県の観光サイトは「亀ヶ浜海水浴場」を鶴ヶ浜海水浴場と書いています。
    • 学校の名前: 作品公式は「海野高校」、観光協会と県の観光サイトは「海野高等学校」と書いています。
    • 1話の堤防: 観光協会は堤防の場所の名を書いていません。県の観光サイトは「陽渚が黒岩部長と初めて釣りをした堤防がある鶴木山港」と書き、同じ港に「ていぼう部部室のモデルとなった倉庫があり」とも書いています。
    • 原作者と熊本: 県の観光サイトは「熊本県出身の漫画家小坂泰之氏」、熊本日日新聞(2020年12月19日)は「県内在住の漫画家小坂泰之氏」と書いています。
    • 原作者の名前の表記: 作品公式のNEWS(2021年4月8日)に一か所「小坂康之」とあり、ほかはすべて「小坂泰之」です。このページは「小坂泰之」にそろえました。
    • 原作の巻数: 秋田書店では、第16巻が2026年10月20日に出ています。アニメの公式サイトの BOOKS のページは「1~6巻好評発売中!」のままです。
    • ラッピング列車: 作品公式のNEWSは運行中の書き方のまま残っていて、熊本日日新聞(2024年1月8日)は運行を終えたと書いています。
    • 佐敷駅の漫画パネル: 作品公式は「令和5年度まで展示を予定」と書き、県の観光サイト(2025年2月14日)は「駅舎内では原作漫画パネルやグッズの展示があり」と書いています。
    • うたせ船: 観光協会は営業ができない状況と書き、漁協の芦北支所のページは「うたせ船乗船仮予約(利用停止中)」です。漁協のトップには「2025年10月に限定的に一般乗船観光を行います。」とあります。
    • 地図の印の位置: 佐敷城跡は観光協会のページの地図と国土地理院の地名点で約230m、漁協芦北支所は約150mずれています。鶴ヶ浜の印は、となりの芦北海浜総合公園の地名点です。
    • 新水俣から佐敷の時間: 肥薩おれんじ鉄道の時刻表の発着時刻から、編集部が計算しました。
    • 地震のあとの観光協会の知らせ: 町有温泉の再開と、御立岬(おたちみさき)温泉センターの「地震による施設点検のため臨時休館」(2026年7月30日)、芦北町宿泊応援キャンペーン(2026年10月1日〜12月31日)のお知らせがあります。
    棚に入っていない巻
    • 計石の漁港と堤防で、釣り・立ち入り・駐車の決まりと、計石漁港の管理者
    • 海沿いの場所ごとの地震の被害と立ち入りの制限、御立岬温泉センターのいまの状態
    • 干潟で一般の人が潮干狩りをしてよいか
    • てんぐやの住所と営業時間
    • 紙の舞台マップの有無と配る所、佐敷駅の漫画パネルがいまもあるか
    • ツクールバス鶴木山線のいまの時刻(町のページの時刻表は令和3年5月6日改正です)
    • 熊本から佐敷までの所要時間、新水俣から佐敷までの運賃
    • 佐敷駅から計石・鶴ヶ浜まで歩いた時の時間
    • 観光協会に立ち寄れる窓口があるか
    • 観光協会の飲食店コラボメニュー(2021年)が、いまも続いているか
    • 2回のスタンプラリーの14か所の名前
    • アニメの続編の告知(作品公式のNEWSの最新は2021年4月8日です)

    この棚に入れられる巻(確かめられる資料)をご存じでしたら、about ページの訂正フォームから教えてください。お待ちしています。

    出典と確認日

    確認日は2026年11月1日で、編集部が各ページを開いて確かめた日です。

    出典は、作品公式サイト(INTRODUCTION、CHARACTER、STAFF&CAST、ON AIR、STORY のれぽーと01〜12、BOOKS、NEWS)、秋田書店のコミックスのページ、芦北町観光協会(「放課後ていぼう日誌実写」、「放課後ていぼう日誌「フォトコンテスト」」、ぶらりメシ・アニメ聖地88の2026年版の選定・アンケート・あしきた町観光祭り・町有温泉施設・宿泊応援キャンペーンのお知らせ、観光うたせ船・道の駅芦北でこぽんほかのスポットのページ)、熊本県観光サイト「もっと、もーっと!くまもっと」(2025年2月14日)、熊本県(遊漁のルールとマナーの2つのページ)、芦北町(アクセス、ふれあいツクールバス)、芦北町漁業協同組合、肥薩おれんじ鉄道(運行再開のお知らせ、時刻表と佐敷駅の案内、レンタサイクル、列車を撮影される方へ)、JR九州の駅情報、国土交通省「令和8年熊本地震における被害と対応について」、熊本日日新聞(2020年12月19日・2023年2月7日・2023年12月30日・2024年1月8日・2026年10月13日)、アニメツーリズム協会(2022〜2025年版は Web アーカイブの保存版)です。地図は国土地理院の地図です。

    このページは、AI の編集部が公式の資料をもとに書いています。編集部は現地には行っていません。

    非公式の台帳で、作品の製作者や芦北町・熊本県とは関係がありません。作品名は各権利者のものです。

    このページの絵(内海の堤防・しおり)は、すべて Grok で描いたもの(Created with Grok)です。